2012-01-25

今感じていること


13年と3カ月前の大雨の日、
『雨の中震えて泣いていたから』と
お兄ちゃんに抱き抱えらえて家にやってきたナナは
まだおそらく生後3カ月ほどの小さな子犬でした

マンションだし犬を飼う予定なんてなかったので
お兄ちゃんはお父さんへの言い訳を悩みながら朝を迎えたら
父が家にあった荷造り用のビニールテープを首輪にして
散歩に連れていっていて拍子抜けしてた
『だってトイレがかわいそうだろう』ってそりゃそうだけど

そんなふうに自然と家族に加わったナナは
想像以上に成長して18kgまでになりました


尻尾も振らないし 「ナナ」って呼んだら
ときどき面倒臭そうにため息をついたりしてたけど
おやつを欲しがるときの上目遣いや
浜辺を駆け回るときの嬉しそうな顔だったり
すごい格好してソファで寝息をたてる姿とか
たまにテンションあがって抱きついてくるところ
全部がいとしくて 家族の天使だったナナ


そして13年と3カ月後のおとといの雪の日、
天国へと旅立ってゆきました


私は家族の中で一番ナナと過ごした時間が少ない
その私でさえ こんなに苦しいし辛い
最後まで一緒に住んでいた家族のかなしみを思ったら
苦しくてたまらない


少しずつ少しずつでも 家族の心が癒されますように


ナナに感謝して



























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